ブラックホール

ブラックホール

ブラックホール (Black hole)と は、宇宙空間できわめて強い重力のために光さえも抜け出せなくなった時空の領域のことを指して呼びます。

その中心に特異点が存在するのではないかと天体物理学において考えられていますが、確認されてはいません。

ブラックホールと外部世界との境界は、事象の地平面 (event horizon) と呼ばれます。一般相対性理論では、厳密にはブラックホールは、『時空の他の領域と将来的に因果関係を持ち得ない領域』として定義されます。

現在、ブラックホール自体を直接観測することはまだ成功されてはいませんが、周囲の物質の運動やブラックホールに吸い込まれていく物質が出すX線や宇宙ジェットから、その存在が確実視されるとされます。

銀河の中心には、太陽質量の×106~×1010倍程度の超大質量ブラックホール (super-massive black hole) が存在すると考えられており、超新星爆発後は、太陽質量の10倍〜50倍のブラックホールが形成されると考えられています。
20世紀末には、両者の中間の領域(太陽質量の×103程度)のブラックホールの存在をうかがわせる観測結果も報告されており、中間質量ブラックホール (intermediate mass black hole; IMBH) と呼ばれています。

また、数式上では、すべての物質を呑み込むブラックホール解と相反するものとしてホワイトホール (white hole) 解も存在する可能性も考えられています。

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