
誕生して形成される前の恒星は、宇宙の霧、あるいは塵のようなものかもしれません。
宇宙空間の中で、恒星は、周囲より僅かに物質の密度が高い領域の分子雲から誕生、形成されるといわれています。
この分子雲は、それでも地球上の実験室で作ることができる真空よりはずっと希薄な密度の領域なのです。
宇宙空間で、分子雲の近くで超新星が爆発したり、恒星が近くを通過したりするなどして分子雲に擾乱が引き起こされると、その衝撃波や物質密度の揺らぎによって分子雲の中に圧縮される部分が生じ、重力的に不安定になって収縮を始めていきます。
大質量の星が作られると、その周囲の分子雲が星からの紫外光で電離されて散光星雲=輝線星雲を形成したり、強烈に照らし出されて反射星雲として観測されたりするようになります。
このような星雲の例として、有名なオリオン大星雲やプレアデス星団の周囲の青い星雲などが知られている存在です。
ガス塊の質量が十分大きいと、ガス塊は自己重力が圧力に打ち勝って収縮を続け、次第に内部の温度が上昇し、やがて熱放射で輝くようになります。
これがこれが恒星の最初の姿、形成としての原始星です。
このような原初的な状態から、次第に質量の大きな天体に進化されたものが恒星です。
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