
恒星は惑星と比べて、質量が大きいです。
人類にとって最も身近な恒星である太陽は、地球の33万倍の質量を持っています。
質量が太陽の8%程度より小さい天体は、中心部が軽水素の核融合反応が起きるほど高温にならないので、恒星ではなく褐色矮星に分類されます。
この値は恒星質量の下限値といわれています。
また、質量が太陽の100倍を超えるような恒星も強烈な恒星風によって自らを吹き飛ばしてしまうため、形成されうる恒星の質量には上限があります。
褐色矮星と恒星の境界付近の質量を持った恒星では、半径は太陽の10分の1程度になります。
主系列星段階を終えた恒星は非常に巨大化し、例えばおおいぬ座VY星という赤色超巨星は太陽の1000倍を超える半径を持つと考えられています。
太陽自体も数十億年後に巨星の段階を迎えると現在の百倍以上にまで膨れ上がると予想されています。
恒星が誕生する際には、質量の小さい恒星ほど形成される可能性が高くなります。
銀河系に存在する恒星の大部分は、太陽より質量の小さいK型やM型の主系列星だと考えられています。
しかし低質量の星は暗いために地球に近いものしか観測できません。夜空に見える明るい星の多くは、遠くにある大質量の主系列星や赤色巨星などの数量的には稀だが極端に明るい天体ということになります。
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