恒星 成分 性質

恒星の成分と性質

太陽恒星は水素やヘリウムを主な成分としたガスの塊です。

恒星の中心部では原子核融合によりエネルギーが生み出されており、中心から表層へかけて密度・温度が次第に減少する構造になっています。
これによって恒星の内部には圧力差が発生し、多くの場合は自己の重力による圧縮との釣り合いが保たれているのです。
また、熱エネルギーは高温部から低温部へ移動するため、中心部で発生した熱は放射・対流によって表層へ向けて運ばれ、最終的には光エネルギーとして宇宙空間に放出されています。

恒星は惑星と比べて、質量が大きく表面温度も高くなります。
人類にとって最も身近な恒星である太陽は、地球の33万倍の質量と109倍の半径、5780K(5510℃)の表面温度を持ちます。太陽系最大の惑星である木星と太陽を比べても、質量は1000倍、半径は10倍の差があります。

恒星の性質には様々なものがありますが、太陽のように安定した段階にある恒星(主系列星)では、質量が大きいほど半径が大きく高温になるという単純な関係が見られます。
例えば太陽と同じ質量の主系列星はいずれも太陽と似た半径や温度を持つことになり、太陽の7倍の質量を持つスペクトル型B5の主系列星では、半径は太陽の4倍、温度は1万5500K前後になります。
ただし恒星が主系列星から脱して巨星化すると温度の低下と半径の膨張が起き、この法則から逸脱します。

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